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Brunelloの会

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先日の案内の通り、今月21日・22日、両日ともBrunelloの会を開きます。
いずれも大樽を用いた3生産者のワインを考えているのですが、それぞれとても個性的。
今日は最初のRosso di Montalcinoの
「Il Paradiso di Manfredi」
を紹介したいと思います。

実は、昨年11月にManfrediの娘さん2人が来日したのですが、その時行われた試飲会で、簡単な通訳の手伝いをいたしました。
ワイン自体の完成度の高さにびっくりし、特に不作だった2002年のBrunelloの出来栄えにはいらした方のほとんどが感心していました。
興味深い話がたくさんある中で、印象に特に残った2つについて、少し述べたいと思います。
まずは、畑のある位置について。
一般的に良いブドウ畑の条件として、南向き、ないしは東・西向きであるということが挙げられます。
Manfrediの畑は、Montalcinoの丘の北側に位置し、この条件に当てはまるとはいえません。
しかし、温暖化が進む今、シチリアなどでは北斜面というのは少し前から注目されていましたが(ブドウの糖度が上がりすぎない=アルコール感・ボリューム感が出すぎない、・酸味が残りやすい・上品な酒質に仕上がりやすいなどの理由で)、どうやら中部イタリアのトスカーナでも同じ現象が生まれているようです。
標高の低い南斜面の生産者では、果実味やボリューム感が強く出すぎてしまう傾向があるものの、Manfrediの畑では非常にバランスがよくスマートに仕上がります。かといって、Brunello独特の品のある果実味や複雑さ、熟成のポテンシャルに欠けているわけではありません。
今後このエリアの生産者には注目してよいと思います。
もう一つは、ブドウのセレクションについて。
通常、Rosso di Montalcinoには、Brunelloになるポテンシャルを備えていないブドウを使います。分かりやすく言えば、RossoはBrunelloのセカンドワイン的だということです。
ところが、Manfrediでは、Rossoに使うブドウ、Brunelloに使うブドウ、さらに、良年にのみつくられるRiservaに使うブドウですら、すべて同じものだというのです。
違いは、熟成期間のみ。早めに瓶詰めされたRossoの2006年を今回はお楽しみいただきますが、ブドウのポテンシャルはBrunelloと同じ。
今後出る、2006年のBrunelloの評価をするという意味でも、うってつけのアイテムです。

少々長くなりました。最後までお読み頂きありがとうございます。
次回は、僕の大好きなSalvioniです。

文・写真 望月

P.S. 5日(金)にワイン王国が発売されます。
諸先輩にまぎれ、私、望月も特集に参加させていただきました。
今回は、イタリアの王道ワイン
「バローロ・バルバレスコ・ブルネッロ・アマローネ」
ブルネッロには、食事会でお飲みいただく、Salvioni・Biondi Santiの記事もあります。
是非、お買い求めください!!

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2010年02月01日 13:09に投稿されたエントリーのページです。

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