2012年02月03日

ヴェネツィアの夜

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はるか昔、ブレーシャのホテル学校に行っていたころのこと。2月にヴェネツィアのカーニバルに行ったことがあります。

 

カーニバルになると、街中が狂ったようになるのですが、ベネツィアは別格。

列車に乗って、ヴェネツィアに近くなると、異様な風体の人がだんだん増えてきて・・・駅を降りるとひたすらサンマルコ広場へと向かいます。

 

広場では、この写真のような仮面をかぶった人が、豪華な黒のドレスに身を包み・・・・と思ったら全てゴミ袋製。カメラを向けるとポーズをとるのですが、それがまた何とも妖しい魅力に満ち溢れて・・・すごかった。

 

 

小西シェフプロデュースのGita小旅行コースのテーマが「ヴェネツィアのカーニバル」なので、昨日からこの仮面をホールに入ってすぐの柱にかけ、スポットライトを当てました。

 

店内に妖しい雰囲気が漂い始めました。

 

 

2012年02月01日

ルーコラ好きのお客さんに

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「ルーコラ好きのお客さんを招待したいのだけれど、前菜から全てルーコラ料理のコースを作ってくれますか」

仲好しのイタリア人からの依頼です。

 

 そんな時に燃えてしまうのが、カナミッラのシェフたち。

何から何までルーコラを使タ料理を次々に運んで、最後はキメのルーコラドルチェ。

自家製ジェラートの上に、アチェートバルサミコで和えたイチゴとルーコラ。後ろに流れる川のような模様は、ルーコラのペーストで描きました。

 

写真を撮っていて、きれいなドルチェだなと思いました。

 

今は、岩坪シェフプロデュースのSagra麗人野菜コースのドルチェに収まっています。

 

お客様の反応ですか。もちろん!!!

2012年01月31日

料理人の感性

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先日小西シェフプロデュースの≪Gitaジータ小旅行≫コースを食べました。

その中で、衝撃だったのがこの料理。

白いお皿に黒いリゾット、アクセントにケッパーを散らして、皿の端に書のように一筋。

イカ墨で染められたイタリア米は、しっかりと歯応えがあって、単純な色遣いでも深みのあるものでした。

 

当初はまとまった料理が多かったのですが、だんだん皿からはみ出してきたような感じがします。

料理人に心が変わると、盛り付けも変わっていきます。

楽しみです。

2012年01月30日

たちばな良い所、一度はおいで

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2月の「地参地笑」講演会のために、地元を見なおしてみると、今住んでいるたちばな地区は本当に住み良い所です。

この写真は、幾度も登場している我が家のテラス。

寒くても晴れている日の一こまで、向こうの谷との間に竹林が見えます。

その景色の中で、 近くの無人販売所で買った新鮮野菜でミネストローネを作り、ロースト肉と共に焼いたイモ類、それにルーコラやワサビ菜などのサラダを添えて、出来上がったフルコースを楽しむ。

至福のひと時です。

イタリア料理は元々自分の畑の野菜でマンマたちが作っていた料理なので、野菜料理の数がとても多いのです。

そんなところからも地元野菜がたくさんあるというのは、イタリア料理好きにはたまりません。

 

 

2012年01月27日

ムクロジの実

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朝晩の犬の散歩時に、いろいろな植物を見るのも楽しみの一つ。

秋になって葉が落ちた木に、鈴のように実がついていました。

落ちているものを拾って中を開けてみたら、写真のような黒い種が出てきました。

どこかで見たような・・・・思い出しませんか?

お正月の、羽つきの羽の根元の黒い玉・・・そう名前はムクロジと言います。

 

ムクロジと言えば、小学校の時にシャボンだまの液に入れると良いと教わったような気がしました。

そこで水に溶いてみたら、それだけでシャボン玉ができるじゃありませんか。

でも、すぐに壊れて消えてしまいましたけれど。

 

 むか~し、むかしの思い出に結びついた、出会いでした。

 

 

2012年01月26日

地参地笑―講演会のお知らせ

IMG_2382.jpg  (向こうに見えるアパートが、私の住んでいるところです) 

 

私の住んでいるのは、渋谷から20分であるにもかかわらず、農家さんがたくさんあるところで、歩いて3分のところに畑が5つ(!)もあります。

 

その農家さんたちと共に、街を楽しくしようという活動をしているのが、ぐらす・かわさきというNPO。

2月12日には「地参地笑 川崎“たちばな野菜”と出会うお祭り」を企画しています。

 

農家さんたちの地元野菜の市がたったり、地ビール、地(?)パン、コンサート・・・・そして私の講演があります。

 

題して「イタリアの“地産地消”と美味しい野菜の話」

 

高津区役所のホールで行います。

 

11:00~11:45 

無料。

たちばな野菜を使ったイタリア料理を試食

 

よろしければ、足を伸ばしてみてください。

 

 詳しくはこちら↓http://tachibstyle.jugem.jp/

 

 

*ちなみに「たちばな」は、この地域の昔からの名前です。

 

 

2012年01月24日

イタリア好き

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最近イタリア好きの間で、評判になっているフリーペーパーがあります。

その名も 「イタリア好き」http://italiazuki.com/

 

この小冊子は、イタリアの州ごとに特集を組み、日常のイタリアを紹介しているものです。

載っているのは、、高級誌の芸術的イタリアでも、トップモードの担い手でもない、ごくごく普通のイタリア人たち。

そこが、多くの人の心をつかんだのでしょう。

 

読者となっている友人から薦められて、発行人の松本さんに「お会いしたい」旨を記して、メールをお送りしてみました。

そこでめでたく、カナミッラにおいでいただいたのが先週のことでした。

松本さんとは会った途端に、意気投合。

どこが?

イタリアとかかわる立ち位置です。 決して「おイタリア」を賛美するのではなく、普段のイタリアが好きだということ。

そしてそれは、経緯があって最後には日本が好きだということにつながっていきました。

 

いや、人と出会うことというのは面白いものです。

あっという間に時間が過ぎてしまいました。

 

まだ内緒の話ですが、松本さん、この次は「日本好き」という、冊子を作りたいのだそうですよ。

2012年01月19日

ボロの世界

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東北地方のボロが展示されているミュージアムに行ってきました。

汚いもの、貧しいもの、恥かしいものとしてのけ者にされてきたボロが、ここではその後ろに隠された人間の思いに光を当てられ、美しいものとして飾られています。

民俗学者田中忠三郎氏の解説を読んでいると、「そうなんだ」と頷くことばかり。

イタリア料理もそんなもんです。

貧しかった人々が、身の周りにある食材を使って、知恵と工夫で最大限に美味しく作ったのですから。

 

この写真は、ミュージアムの屋上から撮った浅草寺。

ボロを見た後だから、人間臭い場所が余計にきれいに見えました。

 

アミューズミュージアム http://www.amusemuseum.com/boro/index.html

2012年01月17日

天窓の外

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見上げた天窓の向こうに、風に揺れている枯れ木がありました。

見るからに震えの来る冬景色。

しかし私の足元には、赤々と燃えるストーブが。

ぬくぬくした家の中で、木枯らしを見るなんて贅沢ですなあ。

 

 

2012年01月16日

またまた水眠亭

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週末を利用して、久しぶりに水眠亭に行ってきました。

宮ヶ瀬湖近くにあるこの館、外見は廃屋なのですが中に入るとこの通り。亭主山崎史朗さん手作りの山崎ワールドです。

この写真はバーカウンターで、上の方にあるのがお手製ショットグラス置き。

何一つとっても、深みのあるものばかり。

 

一応会員制バーということで、会員がお連れする方だけしか入れず、今回は気の置けない友人6名と出かけました。

初対面の人がいても、それは例によって会った途端に旧知の友達のようになります。

 

山崎さんと奥さんのるみちゃんの手料理が滋味深く、酒類も旨く、贅沢な食卓でした。

でもなによりのご馳走は、ご一緒する人ですなあ。

 

4時ごろから始めて、おねむになった私は、8時半ごろおふとんに。

我が友人たちは、私が復活するのを待って、2時まで尽きぬおしゃべりを楽しんでいたそうです。

 

私が復活したのは朝5時ごろ。寝静まった皆さんの間を通って、朝ぶろを楽しみに行きました。

Profile

長本和子
仕事で外国に行き、イタリアに魅了される。イタリア料理を学ぶために国立ホテル学校に留学。その後イタリア料理関係の通訳等を経て、1997年、ict食文化企画を設立。イタリア・トリノにあるICTと共に、イタリア料理・ワイン研修を企画。2006年東京白金台にリストランテ カシーナ・カナミッラをオープン。著書に「イタリア野菜のABC」(小学館)「シチリア海と大地の味」(文化出版)がある。

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