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2007年08月 アーカイブ

2007年08月08日

万華鏡のように

「今まで、イタリアはどこに行きましたか」と質問されて、
1976年に初めてイタリアの地を踏んでから、昨年に行ったアオスタ州で、20州全て周ってしまったことに気が付きました。

最初の訪問地は南イタリアのプーリア州。当時はまだ日本人を初めて見たという人ばかりで、街を歩くと私のあとを子供たちがゾロゾロ、立ち止まればその後ろを大人たちがぐるりと取り囲んで、好奇心丸出しの目がギラギラという時代でした。

今はどんな田舎に行っても日本人がいて、30年の間に日本とイタリアの距離は本当に近くなったものだと感心してしまいます。

このブログでは、イタリアに観光や取材、仕事で行って見たことや、住んで体験した事と、それとは全く関係のない話も交えて、万華鏡のようにご紹介したいと思います。

2007年08月09日

水眠亭の夜は更けて

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あの灯が水眠亭

 

イタリアとのつきあいの最大収穫は「人生を楽しむ」ことを教わったこと。

例えば

―海の見えるトラットリアで、キュッと冷やした白ワインに、炭火焼の海の幸にレモンをしぼって食べる。

―休日には家族そろって、採れたて野菜をグリルしてテラスの食卓へ。

―クルーザーで無人島に行って、子豚の丸焼きを5時間かけて焼き、パリパリの皮とジューシーな肉に舌鼓を打つ。

書いているだけでよだれが出そうです。

食べることばかりになってしまいましたが、お金をかけずに幸せになれることはたくさんあるんですね。ポイントは美味しい料理と一緒にいる人。

 

実は丹沢の一角に、人生を楽しんでいる人物がいます。

この方山崎史朗さんは、ある時はジュエリーデザイナー、またある時はハンドパイプ作家、そしてグラフィックデザイナー、彫金作家、俳人、ベーシスト、蕎麦打ち名人、根付け職人など、日によって場所によって、タイトルを変えます。これに驚いてはいけません。驚くべきはその住居なのです。串川という清流のすぐ横にある、江戸末期の崩れかかった民家を改造して水眠亭と名付け、住んでいるだけではなく、その一角で人を寄せてはコンサートを企画し、蕎麦までふるまってしまうという贅沢なことをしているのです。

先週末のコンサートでは、20人(これだけでいっぱいです)が音楽に揉まれ(!)、蕎麦に舌鼓を打ったのでした。

6月には飛び交う蛍を見ながら、桟敷で酒を酌み交わすなんてことも出来るとか。

自分たちだけの秘密にしておきたいのですが、ホームページだけはお知らせしておきますね。http://www.suimintei.com でも、行っても見つけるのは一苦労です。

 

今までイタリアだけを見てきましたが、日本でこんなに贅沢に出会えました。

 

 

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