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水眠亭の夜は更けて

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あの灯が水眠亭

 

イタリアとのつきあいの最大収穫は「人生を楽しむ」ことを教わったこと。

例えば

―海の見えるトラットリアで、キュッと冷やした白ワインに、炭火焼の海の幸にレモンをしぼって食べる。

―休日には家族そろって、採れたて野菜をグリルしてテラスの食卓へ。

―クルーザーで無人島に行って、子豚の丸焼きを5時間かけて焼き、パリパリの皮とジューシーな肉に舌鼓を打つ。

書いているだけでよだれが出そうです。

食べることばかりになってしまいましたが、お金をかけずに幸せになれることはたくさんあるんですね。ポイントは美味しい料理と一緒にいる人。

 

実は丹沢の一角に、人生を楽しんでいる人物がいます。

この方山崎史朗さんは、ある時はジュエリーデザイナー、またある時はハンドパイプ作家、そしてグラフィックデザイナー、彫金作家、俳人、ベーシスト、蕎麦打ち名人、根付け職人など、日によって場所によって、タイトルを変えます。これに驚いてはいけません。驚くべきはその住居なのです。串川という清流のすぐ横にある、江戸末期の崩れかかった民家を改造して水眠亭と名付け、住んでいるだけではなく、その一角で人を寄せてはコンサートを企画し、蕎麦までふるまってしまうという贅沢なことをしているのです。

先週末のコンサートでは、20人(これだけでいっぱいです)が音楽に揉まれ(!)、蕎麦に舌鼓を打ったのでした。

6月には飛び交う蛍を見ながら、桟敷で酒を酌み交わすなんてことも出来るとか。

自分たちだけの秘密にしておきたいのですが、ホームページだけはお知らせしておきますね。http://www.suimintei.com でも、行っても見つけるのは一苦労です。

 

今までイタリアだけを見てきましたが、日本でこんなに贅沢に出会えました。

 

 

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2007年08月09日 16:46に投稿されたエントリーのページです。

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