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さよなら フリポー

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年末にイタリアで一番好きなリストランテが閉店しました。その名は「フリポー」トリノから1時間ほどのトッレ・ペーリチェという場所にあるリストランテでした。初めて行ったのは15年ほど前のこと。オーナーシェフのヴァルテル氏はその後、厨房を直したり、2階に小さなペンションを作ったり、少しずつ手を加えて素敵な店に作り上げ、とうとうミシュランの二つ星に。
フリポーは無名だった頃に行って「これぞイタリア料理の将来の姿」と確信した店でした。日本では、それまで郷土料理系の店は別として、リストランテと言えばフランス料理との違いがあまり分からかった時代。そこで見たフリポーの料理は「郷土の味を高度なテクニックでリストランテのレベルにした物」だったのです。確かにイタリアの根っこを持った洗練された料理。
今回行ってみて、フリポーとカシーナ カナミッラの共通点に気が付きました。緑が多いこと。暖炉の上に鏡が飾ってあること。記憶の底にあったフリポーが、カナミッラのイメージの下敷きだったかもしれません。
フリポー、ずっと憶えておきます。

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2009年01月09日 17:41に投稿されたエントリーのページです。

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