しばらくご無沙汰をしている間に、「山猫」に取り組んでいました。
その理由は、リストランテ カシーナ カナミッラでコンサートをすることにしたのです。
昔からの友人で、日本のギター界を牽引してきた小原聖子さんのご協力です。実は以前幾度も聖子さんのコンサートのお手伝いをしたことがあります。もちろん楽器など演奏できないので、朗読で。(昔はちょっとだけプロ集団にいたことがあります)
今回は、リストランテで開くコンサートなので、食にかかわるものにしたい。その料理も食べたい。ということで演目はシチリアを舞台にしたランペドゥーサ作「山猫」を選びました。日本ではヴィスコンティの映画の方が有名ですが。
まず台本作りにかかります。昨年すばらしい日本語訳がでたのですが、やはり料理の部分は訳すのが難しいらしく、わかりにくい。そこですぐにイタリア語版を調達。ふむふむ、なるほど・・・と色々な資料からレシピを訳して、やっと昨日シェフに渡したところです。
物語に出てくる一番印象的な料理はティンバッロ。シチリアのティンバッロは、薄く切った揚げナスを型に敷き詰めて、ソースで和えたパスタを詰め込んで焼くとういうのが定番なのですが、こちらは貴族料理なので、どうも違うようなのです。そこで写真の様な資料との格闘と相成ったのでした。
昨夜のミーティングで、シェフは料理の、久保木総支配人は演出のイメージをふくらませて話をしてくれたため、なんだかわくわくとしてきました。もちろんヴィスコンティの映画もみんなで回し見しています。
食べることは楽しいことですが、その後ろにある世界に踏み込んでみたら、食事の世界がもっと広がりますね。
開催日は2月22日(日)・・でも、もう満席です。
コメント (1)
昨日の「山猫の世界」本番に伺いまして、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。こうした"企画モノ"の成功は、テーマと料理とのcollaborazioneの妙はもちろん、構成やリハーサルを含むスタッフの皆さんの目に見えない部分での努力の賜物であると敬服します。段取りが大変なのは重々承知なのですが、カシーナ・カナミッラの"企画モノ"、今後も期待したいと思います。
それにしても、朗読しているときの長本先生、ほんっとーに活き活きしてました。。。
投稿者: La Vicinata | 2009年02月23日 14:24
日時: 2009年02月23日 14:24